岩手からのレポート vol3 盛岡市と宮古市

5月1日
盛岡市にある支援団体「結いっこ」のお伝いで、宮古市へ同行しました。
この日は、福井県からいらっしゃったイラストレーターの方をコーディネイトする役です。訪問した避難所は二箇所。イラストレーターさんが被災地の子どもたちと一緒にお絵かきをする、という活動を手伝う傍ら、現地避難所スタッフよりお話を聞き、絵本の支援の状況を調査してきました。
この日訪問したのは、宮古市の「グリーンピア三陸みやこ」「シーアリーナ」です。
どちらも、大型施設で、周りの避難所もここに統合されたのもあり、大人数です。
絵本の支援が必要だったら届けてこよう、と数箱の絵本を積み向かいました。

まずは「グリーンピア三陸みやこ」。避難されている方は700人ほどとのこと。
敷地内に車で入っていくと、たくさんの仮設住宅を建設しているところでした。
どれくらいの数かなぁ…なるべくたくさんの方が入れるといいけれど。
正面玄関脇には別の支援団体が、テント設営をしていました。帰りに覗きましたが、チョコバナナや、こどもたちの遊べる手作りゲームなどを提供していました。川崎からいらしたそうです。

施設内には早稲田大学の学生さんたちの団体が、災害ボランティアとして大人、こどもたちのお世話をしていました。
子どもたち、とってもなついていて、一緒に遊んでいました。たくさんボランティアが来るだろうけれど、こうやって年の近いお兄さん、お姉さんたちが来てくれるっていいことだなぁと思いました。

本については、もう十分な量がありました。体育館の片側の壁に沿ってずっと、端から端まで赤ちゃんから大人用の本、さらには、参考書、辞書、問題集まで、ずらーっと並んでいました。
プレイコーナーも作ってあって、小さい子用のスペースは、お絵かきや積み木遊びなどができるように、テーブルやマットが準備してあります。
「おとこのこ用」のプレイコーナーは、椅子とテーブルがあって、少年漫画雑誌や、テレビゲームなどもあり、5,6人の子たちがゲームを楽しんでいました。
「おんなのこ用」にもテレビやゲームがあり、3人の子たちがDVDを見ていました。

共有のプレイコーナーに、ゲーム機やDVDまでがあるのにはびっくりでした。
貸し出し用DVDやゲームのソフトをたくさんならべてある棚もありました。

絵本だけでも、200冊くらいはありました。児童書も同様、数百冊。
ここは十分に支援が入っているようだったので、持参した絵本は置かずにきました。


続いて、「シーアリーナ」。避難されている方は110人ほど。
休日だったのと、天気が良かったこもあり、屋内に子どもの姿は2名だけ。
それに、玄関前に作ってある「テントの仮設お風呂」の入浴時間と重なったため、お風呂に入っている子どももいたみたいです。
ここも、玄関を入ってすぐ、ダンボールに入った絵本が8箱ほどありました。他、児童書、大人向けの本など、たくさん並んでいました。
さきほどと同じく、漫画も、DVD貸し出しも、さらに、インターネットを使える共用のパソコンコーナーもありました。
ここも、本の支援は十分なようです。持参した絵本は置かずに帰りました。



このように、各地の避難所は日が経つにつれ、まとめられていっているので、本も避難者と一緒に移動し、十分に在庫がある場所が増えてきました。
大人数の避難所では、本に関しては足りているようです。


5月4日
盛岡市の避難所(沿岸から盛岡市に避難してきている方たち)「こもれびの宿」へ向かいました。電話で伺った感じでは、あまり支援が入っていないようです。
避難人数20人ほど、子どもは5人くらいいるそうです。
赤ちゃんもいるようなので、赤ちゃん向け絵本を含め、2箱。それと、みなさんから送っていただいた折り紙、おえかき帳、しゃぼんだま、おやつを届けました。


続いて、盛岡市より車で30分ほどの紫波町にある避難所「志和公民館」へ。
避難されているのは50人ほど。子どもは赤ちゃん含め5人ほど、とのことでした。
絵本は2箱。そのほか、こもれびの宿を同じく、おもちゃなどを届けました。
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by minnaonajisora | 2011-05-01 22:12 | 岩手


3・11に東北を襲った大地震。わたしは救援物資以外に必要なものは絵本もあると考え届けました。


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